【桐生市】桐生市民のソウルフード!コロリンシュウマイ食べ比べ
最近、テレビや雑誌などのB級グルメ特集でこっそり取り上げられるのが
シュウマイという名前だが、お肉は入っておらずじゃがいも由来のでんぷんと玉ねぎを使った、もっちりとしたなんとも独特な食べ物である
玉ねぎ、じゃがいものでんぷんを主原料に使ったシュウマイと書いてある
下校中の小中学生が店舗の前を通っており、付近の子どもたちのおやつ代わりとして
街の人達に親しまれているようだった。
お店に入ると価格表が吊るされている
5個で150円という驚異的な安さ、この値段だからこそ子どもたちが寄ってくるわけだ
コロリンシュウマイ以外にも、一口カツやお赤飯などお惣菜も多数売っていた
店の中にはイートインスペースがあり、蒸かしたてのコロリンシュウマイを
店主のおじさんが持ってきてくれた。
イートインスペースには輝かしく「食べログ話題の店」とプリントされていた
これがコロリンシュウマイ
名前の通りころりんとしたシュウマイにしゃばしゃばなソースと青のりが振りかけられている、食べてみるともっちりクニクニとしていてシュウマイらしさはあまり感じない
だが、玉ねぎの甘さとソースのしょっぱさがあいまってなんともおやつにぴったりな味、余所行きではない地元ならではの味がした。
店内には多数の有名人のサインが飾ってあり、遠く北海道の番組のサインも飾られていた。
補足になるが、
この肉の入っていないでんぷんを主としたシュウマイ、桐生市の周辺に何店舗もあり
お店によっては何の説明もなく「シュウマイ」と頼むと、これが出てきたりするのだ
また、すぐ近くの栃木県足利市では同じくでんぷんを主としたシュウマイを皮で包んだ「足利シュウマイ」というものがシュウマイとして売られている
どちらもからしじょうゆではなく、ソースをかけて食べるのが基本となっている
と、普通のB級グルメサイトならここで終わってしまうのだが
このコロリンシュウマイの元祖の店があると聞き
そちらのお店にも行ってきたぞ!!
それがこちら、大澤屋
桐生市の南小にほど近いところにあるお店
カーナビなどで検索すると、うどん屋さんが出てきてしまうので
お店に行く際は、向かいにある「ツカサ画材」で検索すると良い
先ほどのコロリンシュウマイも地元密着型であったが、
あちらは比較的B級グルメを求めにやってくる人たち向けにやっているが
こちらのお店はもう、完全地元密着型のお店である。
中はお店というよりも、親戚のおうちに遊びに来た感じでなんとも心やすらぐ
メニューは、焼きそば、ところてん、シュウマイの3種類
こちらのお店は、コロリンシュウマイという名前ではなく
「シュウマイ」という名前で販売している。
またプレーン、エビの2種類からシュウマイを選ぶことが出来る
エビ・プレーンを半分ずつにしてもらった
こちらのシュウマイ、プレーンは円形状の形をしていて
コロリンシュウマイよりも大きく、味も弾力も力強い
エビの方はおにぎりのような形をしており、中に干海老が入っている
食感が途中で変わるので飽きずに食べられる
コロリンシュウマイと同じく、ソースに青のりのスタイルで提供される
ミニ焼きそば(150円)も注文した
屋台の焼きそばや海の家の焼きそばに近い感じ
シュウマイと同じソースなのかはわからないが、フルーティーな香りが強く野菜もシャキシャキで美味しかった。
ミニ焼きそば、焼きそば、コーン焼きそば、肉焼きそばとグレードがいくつかある
お小遣いをもらった子どもたちはここで思い切り散財するのだろうか
店番をしていたお母さんが言うには、付近にあった学校がなくなってしまい
学校帰りの子どもたちがお店に訪れなくなり、なんとも寂しいとのこと
子どもたちで賑わうお店の姿を見てみたかった。
地図 : 大澤シューマイ店 [桐生/その他] - Yahoo!ロコ